保険金属を外したら体調が良くなったり、歯ぎしりが少なくなった、ごはんを食べるときに歯がカチカチ鳴らなくなった、食べ物がよく噛めるようになった、顎関節症が良くなった、足が曲げ伸ばししやすくなった・・・という方もお見えになります。私も銀歯を外してもらってセラミックの歯に変えたらずいぶん体が軽くなり朝の寝起きがよくなりました。
テレビや雑誌などでも、たまに歯科金属について取り上げられることがあり、金属を外してほしいとおっしゃって来院される方が少しずつ増えています。外すと銀歯同士でかみ合っていた固い感触がなくなり、カチカチという音もなくなり、よく噛めるようになったという方もお見えになります。
私は、家族やスタッフには保険金属を使いたくありません。それは患者さんに対しても同じです。保険の歯科金属が体に良くない可能性があることは、歯科医でもまだ知らない人の方が多いかもしれません。しかし、こうした情報を知った以上、私は自分や家族やスタッフの治療をするときには保険の歯科金属は使いたくありません。その気持ちは、患者さんに対しても同じです。一度体内に入ってしまった重金属は、体から容易に出ていきません。すべての栄養の入口である口の中を、できる限り良い状態に保って患者さんの健康をサポートするのが、歯科医の仕事だと考えています。お口の中にどんな金属が入っているか気になったら、一度、検診にいらしてください。あなたの身体の不調や悩みは、もしかしたら保険の歯科金属が原因かもしれません。