水銀を50パーセント含んだ合金で、体内で変質すると、水俣病の原因となった有害な水銀となります。アマルガムは、近年の金属アレルギーやアトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)の原因になっているとも言われています。
アマルガムは口に入れてから3年以内に劣化し始め、徐々に成分が体内に入っていき、10年後には約73%が溶けだしているという報告もあります。そして溶けだした水銀などが、腎臓、肝臓、脳などに蓄積されていきます。昭和40年~平成10年くらいの間に歯科治療をされた方のお口の中には、このアマルガムが入っている人がたくさんいます。お口の中に黒ずんでいる小さな金属があったら、それはアマルガムかもしれません