春日井市から通院されている50代男性の方です。 最初見させて頂いたときは、まだ、夏の名残があった季節だったので、服も軽装でしたので、背中も見せていただきましたが、言い方は悪いですが、たこ焼き状のおできがたくさんできていました。もちろん、腕、足にも症状がおありになりました。
最初はお話を聞かせていただくのですが、とても苦しんでおられました。金歯も多いので、お金をかけて治療されていることが推察されました。
お口の中に多く入っている金とアマルガムの異種金属の接触によって電流が発生(ガルバニー電流と言います)しうる環境があるので、まずはアマルガムを外していくということにしましました。特に左下の歯には同じ歯にアマルガムと金が入っているので、そこを第一選択肢にさせていただきました。
除去後に、2年ぐらい続いたのどの痛みがなくなったと喜ばれていました。
その後も治療させていただきました。2015年末には、かなり全身症状が軽快したとおっしゃられていたので、今までの経過を書いていただくようお願い致しました。快くご承諾くださり、同じような症状で苦しまれている方のお役にたてたらと言ってくださいました。
患者様が書いてくださったレポートに「この歯の金属がなくなってから、全身から吹いていた白い粉が無くなりました」とありますが、おそらく神経を取った後に金属の土台を入れてあったものがなくなったと思われます。土台はお口の中では、かぶせ物に隠れてしまっているので、あまり関係ないと思われていると思いますが、とても重要なものです。
お口の中には直接接してはいませんが、歯には接しています。土台の金属が溶け込んで歯にしみこんでしまいます。よくかぶせ物がとれてお口の中を拝見させていただくと、黒くなっていることが多いです。もちろん虫歯ということもあると思いますが、金属がイオン化して、歯にしみこんでいると思われます。
また、体重が98キロから現在70キロにまでなり、正常に戻られたとのこと。ウエストも10センチほど少なくなられたとのことです。 特に何もダイエットもされていないのに、どんどん正常に戻られたそうです。 最初は、かなりの皮膚症状がおありになったので、どこまでできるのか不安でしたが、絶対に良くないと思われるアマルガムを外していってから、どんどん良くなられていくので、やはりアマルガムの害は大きいということを実感させていただいた方です。